インセンティブの歴史が面白い

何かを頑張った時に報酬として得ることが出来る「インセンティブ
 
今では、営業で100件の契約を取った人にインセンティブとして10万円
 
 
売上を200万円上げたからインセンティブとしてその10パーセントの20万円
 
のように成果に対して払われている。これが結構間違っていて、インセンティブの歴史は、植民地開発の際に奴隷を送る際にその劣悪な環境の船内で殺人が起きないように作られていた。
 
全員が無事につけば100コインを与えよう。
ただし、一人死ぬごとに10コインを減らす。
 
こうしたことで奴隷を送る際の死者はゼロになったという。
 
つまりインセンティブとは元々あったものを無くすという使い方が正しくて、これはプロスペクト理論とも通ずる。
 
プロスペクト理論というのは、人は何かを得るときの期待感よりも、あるはずのものを失った時の損失感の方が大きく感じるというもの。
 
だからインセンティブはもっと強い効力を持たせることが出来るし、マーケティングをする時は損失感を想像させることが大切。
たまに無理やり損失感を感じさせるえぐい手法もあるけど、、(笑)
 
インセンティブ プロスペクト理論 #行動心理学